奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

8020の8 誤嚥性肺炎予防~口腔ケアの威力

誤嚥性肺炎とは、口腔内の唾液や細菌が誤って気道に入り込むことでおきる肺炎で、夜におこりやすくムセなどの自覚症状がありません。また嘔吐によりおこることもあります。食前・食後の口腔ケアと食事中の誤嚥防止が大切です。専門的口腔ケアを実施した場合は、しなかった場合に比べ、2年間の肺炎の発生率が40%減少し、口腔と咽頭の細菌数は5ヶ月で1/10に減少しました。また要介護者の、嚥下するまでの時間が口腔ケアによって短縮できることもわかりました。つまり歯ブラシは命を救うということで、介護予防にも有効だと注目されています。

  • 2017/06/26
  • 8020