奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

心臓病になりやすい「タイプA」

狭心症や心筋梗塞といった心臓病の患者さんは、待合室で椅子に浅く腰掛け、イライラそわそわしながら順番を待っていることが多いため、椅子の前脚が通常より早くすりへるそうです。そのことに気付いた医師のフリードマン氏は、短期で負けず嫌いで成功欲が強く、仕事熱心な性格を「タイプA性格」と提唱しました。その後の研究からタイプAは心臓病の発症率が2~3倍も高いことが報告されました。反対に、マイペースで穏やかであまり怒らない、ゆったりと行動する性格は「タイプB」、我慢強く、几帳面、気遣いが多く、ストレスをためやすい性格は「タイプC」と分けられました。タイプCはホルモンや自律神経、免疫力に異常をきたすことで、がんが発症しやすいのでは、と推測されています。性格はなかなか変えるのが難しいですが、自覚して行動パターンを変えることで身体への負担を軽くしたいものです。

  • 2017/06/26
  • 口と全身の健康