奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

歯の溶ける環境

口の中はふだん中性に保たれていますが、飲食をすることにより酸性になります。特に、砂糖を含んだ食べ物で急激にpHが下がり、歯が溶けるほどの酸性度になってしまいます。それが唾液のはたらきで徐々に中和されて中性ちかくまでもどるのにかかる時間は、約20分です。ですから、1回砂糖が口に入ると、食べている時間+20分が歯の溶かされる時間です。中性の状態が長ければ唾液の作用で、歯は修復されますが、修復の余裕がないほど何回も砂糖が口に入ってくれば、ずっと歯が溶かされることになります。ダラダラ食いがあぶないのはこのためです。暑いとき、ジュースやスポーツ飲料を何度も口にしないように気をつけましょう。

 
   
  • 2017/06/24
  • 虫歯