奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

恐竜の歯2

草食恐竜と肉食恐竜は、体の大きさではなく歯の形の違いでわかります。肉食恐竜は鋭くとがった形の歯で、ステーキナイフのように細かいギザギザがついていて、肉を切り裂くのに適しています。草食恐竜はひとつひとつがおろしがねのような形で、硬い植物の皮や実をすりおろして食べられるようになっています。ジュラ紀の草食恐竜は、背の高い裸子植物をエサにしていたため、巨大な体でしたが、前歯しかなく丸呑みにしていたようで、消化の方法は 1.強力な消化酵素説、2.反芻説、3.胃石(胃の中にたくさん石が発見されていますが、それでつぶしていた)説、があります。ところが白亜紀には、背が低く、種子が被われた被子植物が増加しました。これを食べるため、クチバシで引きぬいて奥歯で噛み砕くトリケラトプスやカモノハシ竜などが栄えるようになったのです。

  • 2017/07/25
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