奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

歯痛の小絵馬

鎌倉時代や江戸時代は、小絵馬の奉納が盛んになりました。歯痛を治したいという願掛けの小絵馬には、次のようなものがありました。◇錨噛み(いかりがみ:大阪の本田妙見、東京の千住、日枝神社、錨が船をとめるように、ゆらぐ歯が動かないように)◇蟹(かに:徳島、小松島、日の峰神社、蟹のかたい甲羅でも噛めて、強い歯になるように)◇違い鯖(ちがいさば:東京新橋の日比谷神社、江戸時代には海のそばで、歯が痛い時、鯖を断って祈願したことから鯖を描いた小絵馬を奉納)。昔の人たちの歯痛の苦しみと回復の願いが伝わってきますね。<神奈川県歯科医師会HPより>

  • 2017/07/25
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