奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

受動喫煙の害  その③ 子どもへの害

発達の途中にある子どもは、タバコによって大人とは異なる深刻な影響を受ける可能性があります。すぐにあらわれる症状としては、目やのどの痛みなどがあります。心拍数が増えたり、咳込んだり、手足の先が冷たくなったりするなどの影響があらわれる人もいます。また、長期的にも影響があります。受動喫煙をしていると、心筋梗塞や狭心症で死亡する危険性が1.3~2.7倍にもなること、脳卒中や喘息などのさまざまな病気を発症する危険性が高くなること、中耳炎、気管支炎、肺の感染症や肺機能の低下などがおこることが知られています。また、脳の働きにもさまざまな影響があり、家庭内で受動喫煙をしている子どもは言語能力が低かったり注意力が散漫だったりするという報告もあります。

  • 2017/06/24
  • 喫煙