奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

残った歯の数と閉じこもり

東北大学歯学部は、閉じこもりと歯の数に関係があることを発表しました。調査を始めた時点で閉じこもり状態ではなかった愛知県在住の65歳以上の高齢者4390人に対し、自分の歯が20本以上残る人・19本以下で入れ歯を使っている人・19本以下で入れ歯を使っていない人、の3群に分け、4年間追跡調査しました。その結果、65~74歳で入れ歯を使わない人が閉じこもりになるリスクは、20本以上残る人の1・8倍に上るということがわかりました。研究グループによると、残っている歯が少ないのに入れ歯を使っていない人は、会話や食事をためらいがちになるほか、栄養状態の低下で体力が落ち、週に1回の外出も難しくなる可能性があるということです。

  • 2017/06/26
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