奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

舌癖の影響

舌はものを飲み込むとき、絶対に歯に当てずに上あごに押し付けるのが、正しい嚥下(えんげ)動作です。間違った舌の動きは、歯並びを悪くしたり、顎のズレをおこしたりします。最もよく見られるのは、上下の前歯が開いてかみ切れないようになる開咬という症状です。私たちは1日に600~2000回も嚥下動作をしています。少し前までは、この程度の時間と圧力では影響が無いとアメリカの矯正学の本に書かれていましたが、現実には大きな影響があることが臨床的に報告され、2011年の矯正学会でも講演されました。常に舌を歯にはさんでいる癖も悪影響が大きいのでやめましょう。どうしてもやめられない人は、筋機能訓練のプログラムがありますので相談して下さい

  • 2017/06/24
  • 歯ならび