奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

噛むことと脳の血流

噛む運動は第2の心臓と言われています。日本歯科大学の小林教授らは、脳血流分析システムを使って実験しました。まず4段階の硬さのゼリーを健康な成人に噛んでもらいました。すると、ゼリーの硬さに応じて脳の血流が増加しました。また、噛むときの姿勢を、水平に寝た状態/30度起こした/60度起こした/座った姿勢、の4段階で調べたところ、座位が最も血流が多く、寝た状態が最も少なかったのです。つまり、姿勢を良くしてしっかり噛むことが、脳の状態を良くするために大切だということがわかりました。人間の本来の活動の基本形は起きた状態で、寝たきりは良くないのです。

  • 2017/06/24
  • 噛むこと