奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

ムシ歯予防で、脳出血を防げる

脳出血は発症の年齢が比較的若く症状が重くなりやすい疾病で、塩分摂りすぎや高血圧、糖尿病など生活習慣病に注意するよう以前からよく言われていました。しかし、脳出血発症の患者数は減少していませんでした。今回、国立循環器病研究センター、京都府立医大、大阪大歯学部のチームが2016年2月に発表した最新の研究で、ミュータンス菌が、脳出血の発症に関与していることがわかりました。人体の止血作用を阻害するミュータンス菌cnm遺伝子保有株が、脳内で炎症を引き起こし脳出血の発症に関与しているそうです。日常の口腔ケアと定期健診は全身の健康に寄与することがまたひとつ明らかになりました。

  • 2017/06/26
  • 口と全身の健康