楽にムシ歯予防 <歯の表面の砂糖時間>
楽にムシ歯予防しよう!
こんなギモン、あんなカンちがい::解決します。
うちは父母がムシ歯多いから、歯が弱いんだわ。この子もきっとムシ歯ができるわ。
うちは3人兄弟だから、私の歯みがきの負担は3倍。これでは、ムシ歯ゼロは無理ね。
アメやチョコは食べさせちゃダメなおやつなの?
歯医者さんでフッ素を塗ってもらったから、もう大丈夫。
・・・・いえいえ それはちがいます
私は甘いものにすごく気をつけてるし、いつも少ししか食べないのになんでムシ歯ができるの?
兄弟同じものを食べさせてるのに、片方ばっかりムシ歯ができるのってなぜ?
・・・こんな不思議もわかればナットク!
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ムシ歯予防の大切な尺度
= 歯の表面の砂糖時間
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「歯の表面の砂糖時間」はムシ歯予防の重要な「ものさし」です。ムシ歯のできかた、すすみかたと、歯の表面の砂糖時間とは、とても関係が深いものです。
砂糖の入ったおやつを、食べるのにかかった時間に20分を足して、1日の食べた回数をかけた時間の長さ。つまり1日にどれだけの時間、歯の表面が砂糖でよごれていたかを考えるものです。林小児歯科では、これを基礎として、家庭でできる、楽なムシ歯予防をすすめています。
砂糖時間の上手なへらし方
◎ 回数をへらす
まとめて1回にしっかり食べましょう。一口でも1回です。
○ 食べている時間をへらす
箱や袋ごと持たせていませんか? 時間帯と場所を決めましょう。
○ 残っている時間をへらす
歯磨きができなくてもせめてブクブクうがいを。お出かけには水筒を忘れずに。
○ 組み合わせを考える
砂糖のおやつのあとで、果物、野菜、ナッツなど。
- 2017/04/24 健口への道