3倍かめば文殊の知恵
噛むことの効用
☆消化しやすくする
☆飲み込みやすくする
☆味わう
☆唾液を良く出し、混ぜる
☆異物をのぞく(小石や骨など)
☆口の中をきれいにする
☆歯や歯肉をきたえる
などのほかに、
☆脳を活性化する 認知症の予防 眠気を防ぐ 高次の精神活動にも影響
☆肥満、糖尿病などの生活習慣病をふせぐ
☆食中毒、アレルギーなどをふせぐ
☆姿勢をととのえる
☆こころの満足感を得る
☆口と口の周りの器官を成長発達させ機能を維持する
☆顔の表情筋を刺激して豊かな顔つきになる(しわもよりにくい)
というようにたくさんの大切な効用があるのです。
それなのに、現代の食物の特徴は、やわらかく、噛まなくても味が濃く、栄養も豊富すぎるものが、食卓の大部分を占める傾向にあります。1口を何回噛んでいるか、一度かぞえてみてはいかがでしょう。思ったより少ないのでは?ハンバーガーは1口で5回以下がほとんどです。
ちなみに、昔の人は、
卑弥呼 3990
源頼朝(鎌倉時代) 2654
徳川家康(江戸時代 )1465
戦前 1420
現代人 620
と減少します。
食品の選び方、調理の仕方、食べかたなど、色々な場面で工夫してみましょう。
- 2017/04/24 院長のつぶやきコンテンツ