奈良県奈良市　小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

テレビで、女性Drが「笑うとシワが増えるので、できるだけ笑わないように、がまんしています。服のたたみジワのように、笑う回数が多いとそこがシワになるのです」と発言していました。お笑い芸人たちが笑わせようとしましたが、なかなか笑いません。その顔は、私には美しいとは思えませんでした。反対に、思わず笑ってしまった時のその先生の顔は、きれいで親しみやすく、可愛くもありました。

さて、本当に、笑わないほうがシワは増えなくてすむのでしょうか？私はそうは思いません。

理由1.　動かさないほうが、新陳代謝が不活発になるため、笑って動かしたほうが、弾力性に富んだ新しい細胞になる。

理由２.　動かさないと、一定の筋肉しか使わなくなって、使わない部分はこわばり、同じ場所ばかりが折れ曲がることになる。

小学校や幼稚園の先生は、年齢より若く見えることが多いように思います。これは、毎日、子どもたちと接しているため、表情が大きく豊かになっているからではないでしょうか？私の知っている小児歯科の先生方も、大部分の人は年齢より若く見えています。
日本笑い学会が実証しているように、笑いは健康長寿の秘訣で、ガン細胞を死滅させるナチュラルキラー細胞が、笑うことで免疫療法の注射薬（OK432）よりもすばやく活性化されることもわかっています。

「シワが増えるから」と笑うのをがまんするのは、健康にも、アンチエイジングにも逆効果だと思いますよ。