噛まないと記憶に影響する
歯がないほうが、アルツハイマー病の症状が悪化しやすいという実験結果が出ました。人間については、歯がないことがアルツハイマー病のリスクを高めることが疫学調査で指摘されていました。今回、ネズミの実験で証明されました。広島大学、名古屋市立大学、奥羽大学のチームが2013.7.3.に発表したばかりのニュースです。アルツハイマー病にさせたマウスが学習したことを4ヶ月後に覚えているか実験で調べたところ、奥歯を抜いていないマウスは全て課題を失敗しなかった一方、歯を抜いたマウスは6割が失敗し、記憶力が低下していることがわかりました。さらに、記憶をつかさどる脳の海馬の神経細胞が減っていました。8020は大切ですね。
- 2017/06/24 8020