薬の飲み方
薬の効き目をきちんと発揮させるには、飲み方も大切です。
・しっかり水分をとりましょう
水分が少なすぎると、薬は溶けにくいものです。少なくてもコップ半分くらい(100ml)の水でしっかり胃に流しこむことが大切です。特にカプセルは水分が少ないと薬が食道で留まってしまい、粘膜を傷つけてしまうことがあります。
・錠剤やカプセルは噛まないで
錠剤やカプセルは、ゆっくり溶け出して効果を長時間持続させるように工夫してつくられており、カプセルには胃液で薬の効果が弱くなるのを防ぎ、胃の粘膜を荒らさない利点もあります。噛み砕いたりカプセルをあけて飲んだりしないでください。
・夜間の服用や横になっている場合
寝たままの姿勢で薬を飲むと、薬が食道に留まってしまったり、気道に入ったりすることがあります。なるべく身体を起こして飲むようにしましょう。
・粉薬の場合
粉薬を飲むとむせたり、口の中に残ってしまいやすいので、先に少量の水分をとって口の中とのどをうるおしてから薬を飲むようにすると楽に飲めます。
- 2017/06/26 治療