奈良県奈良市 小児歯科・一般・矯正・審美・インプラント・無痛治療の林小児歯科

知覚過敏

「知覚過敏」は、冷たいものや歯ブラシなどの刺激でキーンという痛みが出るため、ムシ歯と勘違いしやすい症状です。歯の摩耗・歯周病で歯根が露出した場合・食いしばりで歯にヒビがはいったり欠けたりした場合・酸性の食品や胃液の逆流でエナメル質が溶けた場合、歯の神経(歯髄)の初期の炎症などが原因ですが、肉眼で場所がわからないケースも多く認められます。欠損やヒビはつめもので修復します。はっきりしない場合は、フッ素などの塗り薬や薄い膜を張るコーティング材を使います。日常では知覚過敏用歯磨剤が効くこともあります。痛みがどんどんひどくなることがまれにありますので、この場合は残念ながら歯髄を取る処置をしなければなりません。がまんしすぎないで見せて下さい。

  • 2017/06/26
  • 治療