歯を攻撃する因子(アタックパワー)は、細菌、砂糖、細菌が作り出したプラーク・酸・毒素などです。防御因子(ディフェンスパワー)は、歯磨き、フッ素、野菜などの清掃性食品、唾液などです。唾液は心強いディフェンスパワーです。唾液で洗い流す菌の重量は1日に1~4gにもなり、数十億もの細菌が口から取り除かれ、胃液で殺菌されます。唾液は口をしっかり動かすとよく出ます。口をポカンとさせて口呼吸すると、唾液が粘って、汚れがつきやすくなります。