緊張で口がかわくのは
唾液の分泌は、副交感神経(水分が多いサラサラ唾液)と交感神経(ネバネバ唾液)の両方の自律神経で調整されています。副交感神経と交感神経はシーソーのように一方の活動が高まるともう一方は低くなります。リラックス状態では副交感神経が優位になり、サラサラ唾液が多く分泌され、消化を助けるようになっています。しかしストレスがかかると交感神経が優位になり、ネバネバ唾液が増えて、口がカラカラにかわいた感じになり飲み込みにくさを感じたり、おいしく味わえなかったりします。そのかわり、ネバネバ唾液は、傷の修復に適しているといわれています。
- 2017/06/24 唾液