お口ポカンと歯ならび
お口ポカンは、口呼吸をおこして口と身体の健康に悪い影響がありますが、歯ならびも悪くなることがあります。まず、唇の圧力がかからないので上の前歯が前に傾斜してきます。次に、お口をあいていると犬歯から小臼歯のあたりの頬が緊張するため、これらの歯が内側に押されます。この2つによって「V字型歯列弓」という変形したアーチになってきます。また、上下の歯がずっと当たらない状態のため、臼歯がのびてきてしまい、上下の前歯が噛みきれない「開咬」という不正咬合になることもあります。お口ポカンは意識してなおしましょう。
- 2017/06/24 歯ならび