咀嚼と安眠について興味深い研究があります。よく噛むと、安眠できることがわかりました。咀嚼によって生じた口腔感覚が三叉神経の核に伝えられ、脳の後部視床下部という場所から睡眠に良い変化を及ぼす物質が分泌されるそうです。ほかに、体温調節、生活リズム形成によく噛むことが有効であることも、同じく脳のレベルで研究され報告されています。夕食を早食いせずによく噛んで食べたほうが、ぐっすり眠るためにも大切なようです。