よく噛んで表情筋を動かそう
表情筋は、顔を動かすのに必要な筋肉です。顔には30以上もの筋肉があるといわれており、顔の表情を作ります。身体についている筋肉は、骨と骨をつないでいます。しかし表情筋は骨と皮膚をつないでいるため表情を変化させることができるのです。喜怒哀楽がなく、無表情だと、表情筋を使わないので、顔のたるみが起こりやすく、老けてみえる恐れがあります。言葉をしゃべるとき、言語によって表情筋の動きに大きな差があります。ドイツ語が80%、英語が60%なのに対し、日本語は約20%しか使えていないので、ますます表情筋が使われないことになります。ものを噛んで食べるとき、咀嚼筋だけでなく、表情筋もよく働きます。アンチエイジングのためにも、よく噛んで食べることは大切なのです。
- 2017/06/24 噛むこと