味覚はおもに「食べ物か、毒か」を見分けるために生まれました。基本の味は、甘味・酸味・辛味・苦味と日本の科学者が約100年前に特定した「うま味」の5つです。人間の舌には、甘味の受容体は1~2種類しかありませんが、苦味の受容体は20数種類あり、人間の祖先にとっては、毒をさけることが重要だったことがわかります。5つの味覚を敏感に味わうためには、口が清潔で健康でなければいけません。お口の健康を増進して食事を楽しんでいきたいですね。