外遊びが子どもを守る
子どもの運動能力を、現代と25年前の子どもで比較すると、5歳児は3歳児、小学3~5年生が5歳児と同レベルしかないそうです。(山梨大学中村和彦教授) また、スポーツ指導の専門家を招いて英才教育的運動指導をしている幼稚園の子どもたちが意外にも小学校にはいってからのスポーツテストの成績が悪く、自然の中の遊びで体の動かし方を体得していくべきだと指摘されています。現代は、暴力、いじめ、犯罪から子どもが自分を守る必要性が大きくなっています。鬼ごっこなどは、自然と体が反応して動く力が身につくものだといえます。スポーツの特別な場を提供するより、思い切り外遊びができる環境と時間を保証することが大切でしょう。
- 2017/06/28 こどもとおかあさんの健康