ニンゲンのウンチのつくりかた
食べたものは、ふつう丸一日かかって口からおしりの穴まで約10メートルを旅して、めでたくウンチとなります。食べ物を口で噛み砕き、胃でドロドロにし、腸で養分と水分を抜きとり、色やニオイをつけ、他の不要物を混ぜてウンチのできあがりです。では、なにも食べなかったらウンチは出ないのでしょうか?答えはノー。食べかすはウンチの5%にすぎません。腸にすんでいる細菌の死がいが15~20%、水分が60%、胃腸から新陳代謝で入れ替わった古い細胞が15%くらいです。肉食が多いと少量で(便秘になりやすい)臭いのきついウンチ、食物繊維と炭水化物が多いと臭いの少ない立派なバナナウンチがつくれます。
- 2017/06/16 口と全身の健康