65歳以上の方が亡くなる大きな原因のひとつが肺炎です。寝たきりの方の肺炎を調べたところ、その多くが口の中の細菌のせいであることがわかりました。不顕性肺炎といわれるもので、口の中をきれいにしておかないと、寝ている間に口の中の細菌が気道から肺へ入り肺炎を引き起こすのです。高齢者の病棟で歯磨き介助を徹底したところ、肺炎による発熱が劇的に減ったという報告があります。日ごろから手入れして、口の中を清潔に保ってください。