口腔機能管理の効果 その1 入院日数が20%も減少
一般的な口腔内ケアを受けた「非管理群」、歯科医師や歯科衛生士による専門的な口腔機能管理を受けた「管理群」で在院日数を比較した結果、入院日数の短縮におどろくほど口腔機能管理の成果が現れました。手術症例は、歯科・顎・口腔外科(非管理群102.2日VS管理群77.9日)、消化器外科(非管理群42日VS管理群29日)、心臓血管外科(非管理群38.6日VS管理群29日)と調査した全ての手術で管理群の在院日数が短縮しました。化学療法でも、小児科(非管理群135.3日VS管理群84.3日)、血液内科(非管理群108日VS管理群96日)の両方とも、在院日数が短縮していました。口腔悪性腫瘍患者に対する放射線治療の症例でも同様に、早く退院できるという結果でした。
- 2017/06/26 口と全身の健康