日本食には認知症予防効果があることを、東北大学、遠又靖丈氏らが自治体と協力して明らかにしました。1万4402人もの日本人高齢者を対象に、食物摂取頻度調査票を用いて、日本食パターン・動物性食品パターン・高乳製品パターンの3つに分類して、認知症発症リスクをスコア化しました。5.7年間のフォローアップの結果、3つのパターンのなかで、日本食パターンだけが認知症リスクの低さと関連があったのです。