残った歯数とメタボの関係
歯の本数が少なくなると、野菜の摂取量が減り、その結果食物繊維の摂取が少なく、血中のβカロチン、ビタミンCなどが少なくなるという結果が出ています。一方、炭水化物、脂質の摂取量が増えて、心疾患、脳血管障害リスクがあがると言われています。基本的に野菜などは咀嚼の回数が多く、ハンバーガーやカレーなど現代食は軟らかくてすぐに食べ終わることができます。歯の本数が少ない人は食べにくい野菜を敬遠して軟らかい高カロリーな料理を好み、結果として生活習慣病のリスクを上げてしまっているというわけです。
- 2017/06/26 口と全身の健康