映画ファインディング・ニモの歯医者さん
ニモが連れて行かれた先はシドニーのフィリップ・シャーマン先生の歯科医院の水槽でした。女の子ダーラちゃんは矯正ブラケットをつけています。このシーン、歯科関係者にしかわからないような専門用語が飛び交っています。「ゲーツドリルがお気に入り」「Hファイルを使っている」「あれはKファイルだ」「涙型だからHファイルだ」。ヘーベル・ラバーダムもコットンロールも出てきます。アメリカは日本のような健康保険がないため、治療費が高くつきます。さきほどのシーンの根管治療、日本では1600円(3割負担)ですが、アメリカでは10万円です。このため、歯科への関心はとても高くムシ歯予防は熱心です。日本ではほとんど知られていない専門用語も、アメリカでは笑えるくらい一般的な言葉なんでしょうね。ところで、脱出シーン、うがいの「スピットン」からでしたが、あそこには何重にもフィルターやアミがあるから、無理なんですけど・・・。
- 2017/07/25 その他