歯周病と早産リスク
歯周病は、糖尿病をはじめさまざまな全身疾患と関係しています。妊娠中の女性にとって、歯周病は要注意の病気です。妊娠中はつわりなどで口の中が不衛生な状態になりやすく、また女性ホルモンの変化が歯周病菌の繁殖に有利にはたらいてしまうことから、普段より歯周病にかかりやすくなっています。ところが、歯周病にかかっていると早産と低体重児のリスクが大きくなるのです。そのリスクはなんと7.5倍もあるそうです。これは、タバコやアルコールに比べても高いリスクだそうです。日ごろからホームケアと定期健診を忘れず、妊娠したら必ず念入りなプロケアをうけましょう。
- 2017/06/24 歯周病