若年性歯周炎
「若年性歯周炎(侵襲性歯周炎)」をご存知ですか。歯周病の年齢が、細菌では若年化してきて、高校生の大半、中学生の過半数、小学高学年で3割が歯周病にかかっています。その歯周病の一部に「若年性歯周炎」という病気があります。初期には普通の歯肉炎と見分けがつきにくいのですが、歯周病検査をしたりレントゲンで見たりすると、著しい歯槽骨の吸収が見つかることがあります。やっかいなのは、自覚症状が少なく、病状の進行が急速だということです。早い段階で歯周病菌が歯周ポケットに定着するのを防ぐために、ホームケアとプロフェショナルケアを忘れずおこなうことが大切です。薬物療法をおこなうこともあります。
- 2017/06/24 歯周病