受動喫煙の害 その④ 副流煙は主流煙より毒
タバコの煙には、主流煙(喫煙者が吸い口から直接吸い込む煙)と、タバコの先端から出る副流煙の2種類があるのですが、この2つの煙の性質は実は大きな違いがあるのです。副流煙は主流煙と比較して、アンモニアを46倍以上も含んでいるために、よりアルカリ性となり、強い刺激症状があることに加えて、人体に吸収されやすくなっています。有害物質もはるかに多く含まれており、タールは3.4倍、カドミウム3.6倍、ベンツピレン3.7倍、ニトロサミン52倍、一酸化炭素も4.7倍多く含まれています。アセトアルデヒドは、食品1食分に用いられた量の10万倍以上多く含まれています。
- 2017/06/24 喫煙