院長のつぶやき
食中毒の季節には
食中毒の季節はご用心。でも、同じものを食べた人で、食中毒になった人とならなかった人がいますね。体力の弱い子どもやお年寄りがかかりやすいのはもちろんですが、食生活のスタイルで、運命を左右することもあるのです。
人の口と胃は、細菌からの防御の大切な役目を担っています。胃液は強い殺菌作用を持っています。胃液が十分出てくるかどうかが第1のカギです。第2のカギは、食べ物が細かくなっているかどうかです。第3のカギは、だ液がよく出ているか、です。
第1のカギ 胃液が十分出てくるかどうか
胃液の分泌が不十分になると、胃における殺菌効果が減少します。また、食事中にお茶や水、牛乳などを多く飲み過ぎると、胃液が薄められ充分その能力を発揮できないこともあります。最近、食欲がないまま、3度の食事をむかえる子が増えています。胃が活発に動くために、空腹感があることはとても大切なことです。
第2のカギ 食べ物が細かくなっているかどうか
よく噛まないまま、食べ物を飲み込むと、細菌は未消化の食べ物にかくれて胃液の攻撃を逃れることができます。噛まずに、お茶や水で流し込む弊害がここにも現れます。
第3のカギ だ液がよく出ているか
唾液には、消化を助ける作用や殺菌効果があるので、よく食べ物と唾液が混ざるようにすることが有効です。また良く噛むほど唾液はよく出てきます。
食中毒の予防のための食生活スタイル
① よく身体を動かして、おなかを空かせよう
② 間食回数を少なくし、与える時間も注意
③ 夜更かし、夜食をやめよう
④一口30回は噛もう
⑤食べながらお茶や水、牛乳を飲まないようにしよう
⑥3度の食事を中心に、生活リズムを整えよう
最近の研究では、インフルエンザが、歯磨きをがんばった場合とそうでない場合で、感染率がかなり違うことも報告されています。
