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耳寄り情報

「傷をなめれば早く治る」の真実

動物はけがをした時、傷をなめているのはよく観察されます。人間でも思わず傷をなめることがありますね。唾液には、細菌を殺したり、傷口をふさいだり、細胞を修復する物質が含まれているのです。傷口を早くふさぐ上皮細胞成長因子(EGF)を発見したスタンレー・コーエン教授はノーベル生理学賞と医学賞を受賞しました。1979年にイギリスの科学誌に発表されたネズミの実験で、お互いに傷をなめあったほうが早く傷が治ったのは、以前紹介しました。最近では、アメリカのニワトリやヒトの上皮細胞を用いた実験で、唾液に含まれるヒスタチン1や唾液が細胞の接着や血管新生を促進するという結果が出ました。もちろん、ムシ歯や歯周病で悪い細菌だらけの唾液では逆効果です。日頃から口の中をきれいにしておきましょう。