耳寄り情報
殺虫剤と子どもの行動障害
殺虫剤のピレスロイドは家庭用の殺虫剤によく用いられています。しかしピレスロイドには神経を障害する働きがあります。フランスでの研究で、数百人の母親とその子どもを対象として、妊娠中および子どもが6歳のときの尿中のピレスロイド代謝産物の濃度を調べ、6歳時の子どもの行動を評価しました。その結果、ピレスロイドと行動障害との間に関連が認められました。特に、妊娠中の母親のピレスロイド代謝産物の尿中濃度が高い場合、その子どもは、相談して助けを求めることができないなどの問題行動リスクが高く、子どもの尿中濃度が高いと、反抗的・破壊的な行動のリスクが高まっていました。全体的にみると、尿中濃度が最も高かった子どもでは、異常行動がみられる可能性が約3倍高かったそうです。子どもと妊婦さんの環境は色々な場面で気を付けていきたいですね。
