耳寄り情報
高塩分・高脂肪と味覚
塩分が多い食事を続けていると、味覚を感じる細胞の塩味に対する感受性が低くなり、ある程度塩分を含む食事でも味がうすいと感じ、逆に塩分が少ない食事を続けていると少しの塩分を含む食事でもしょっぱいと感じるようになります。これは脂肪でも同じで、高脂肪食を食べていると脂味に対する感受性が低下し、大量の脂肪をとりたくなり、低脂肪の食事を続けていると、少量の脂肪で脂っこいと感じるようになります。実際、脂味に対する味蕾(舌に在る味を感じる器官)の感受性が高い人は、感受性の低い人に比べてBMIが低い(太っていない)ことも明らかとなっています。高塩分・高脂肪の食事を続けているとだんだん味覚が鈍くなって、ますます塩分・脂肪の摂取が多くなり、高血圧、心血管疾患、脳血管疾患が起こりやすくなります。また骨粗しょう症、胃がんの誘因にもなり、様々な生活習慣病の引き金となります。今一度食事の味付けを見直してみましょう。
